デンタルフロスの効果や種類

TVCMや薬局でよく目にするデンタルフロス。
最近では、日々のブラッシングと併せて使用する人が増えています。
種類もたくさんあり何を選んだら良いのか、どんな効果があるのか知りたい方のために、デンタルフロスの主な効果や種類をご説明いたします。

そもそもデンタルフロスとは?

デンタルフロスはプロスという特殊な糸で出来ており、日々の歯ブラシによるブラッシングでは落とせない汚れやプラーク(歯垢)を除去するクリーナーのことをいいます。

歯と歯の間は歯ブラシでは十分に磨けないこともあり、食べかすや歯の側面についたプラークが残ってしまいます。

歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間のプラーク(歯垢)の61%しか除けなかったのに対して、デンタルフロスを併用すると80%程度まで除去できるといわれています。

デンタルフロスの効果とは?

では、デンタルフロスを使用するとどんな効果があるのでしょうか。

<歯と歯の間の虫歯になりやすい箇所を集中的にケアできる>

虫歯の90%が歯と歯の間から発生するため、歯ブラシでは取り切れない汚れを虫歯になる前にケアして予防することができます。

<歯垢除去ができる>

歯ブラシでは60%程度の歯垢しか除去できませんが、デンタルフロスを併用することで80%程度まで除去が可能になります。

<詰め物や以前治療した箇所の不具合を早期発見>

使用を続けていると、詰め物や金属の入っている歯にフロスをかけるとひっかかりを感じ、または糸がきれてしまうなどの変化があります。
合わなくなった詰め物やかぶせ物から再び虫歯になることもあるため、詰め物や以前治療した箇所の不具合も事前に知ることができます。

<虫歯の初期症状に気付く>

詰め物が無い歯に対して、毎回同じ部分でフロスの糸が切れる、または引っかかりを感じるような時は、虫歯ができている可能性があります。
デンタルフロスを使用していることによって、そのような虫歯の初期症状に気付き、重症になる前に歯科医院で治療を行なうことができます。

デンタルフロスの種類

デンタルフロスには様々な種類があります。
使用箇所によって使い分けると、より口腔内のケアが向上します。

1.糸巻きタイプ

全ての歯に効果的で、歯間のせまい箇所にケアにおすすめです。

引っ張り出して糸を切り、指に巻き付けて操作をします。
コンパクトケースに入っているため、持ち運びのストレスはなく安価なため清潔で経済的です。
指に巻き付けて使用するため、慣れるまで少々時間がかかります。

2.持ち手があるホルダータイプ

初めてデンタルフロスを使う方は、こちらのタイプがおすすめです。

糸を切って指に巻き付けるという手間はなく、楽に使用できます。
ホルダータイプに慣れてきたら、糸巻きタイプを使用してみましょう。

  • F字型 … 前歯に入れやすいタイプです。
  • Y字型 … 初心者に使いやすく、奥歯に入れやすいタイプです。

3.ワックス加工があるタイプ

ワックスが加工されていることで、歯間が狭くても滑りやすく操作しやすいのが特徴です。
ケア後、爽快感があるため人気があります。

4.ワックス加工がないタイプ

滑りは悪いですが、ワックス加工が無い方が歯垢を掻きだす力は上です。
しっかり取れるため、一度使用するとワックス加工が無いタイプを継続する人が多いです。

デンタルフロスの使い方

  1. 歯ブラシの前にフロスを使いましょう。歯ブラシで歯を磨く前に、まずフロスで歯間汚れを落とすことをおすすめいたします。
    その後、歯ブラシでブラッシングをしてください
  2. 既に輪になっているものはそのまま使用し、糸状のものは大き目の輪っかにすると使いやすいでしょう。
  3. 歯茎を傷つけないよう歯と歯の間に挿入し、歯に添わせてこすりながら上に抜いていきます。
  4. 抜けなくなった場合は無理に抜かず、糸状タイプのものは一度輪を切ってから抜き、F型やY型タイプはゆっくり歯に添わせながらゆっくり抜いてください。

※使用方法は、商品に付属している説明書を参考に正しく使用してください。
また、ご使用になりたいデンタルフロスを歯科医院へ持参し、医師からのアドバイスを受けることもオススメいたします。