顎関節症の治療法について

顎関節症の治療法や治療に関連した情報をご紹介します。
ご自身で行える治療法(ケア)から歯科医院で行なう治療法まで、顎関節症でお悩みの方は是非ご覧ください。

ご自身で行える顎関節症の治療法(ケア)

顎関節症の症状や痛みは、ストレスを軽減させたり緊張をほぐすことで改善される場合があります。
以下をご自身で行える治療法(ケア)としてご紹介いたします。

マッサージ

弱った筋肉を痛めないよう力加減を調整し、顎の周りを優しくマッサージしてください。 マッサージで血行を良くすることで、痛みがやわらぐことがあります。

姿勢矯正

猫背で座ったり歩いたりする姿勢、無意識に頬杖をつく姿勢は気を付けましょう。
長時間同じ姿勢で仕事や作業を行うことがないように、定期的にストレッチをしてください。血流が良くなり体の緊張や顎関節症の痛みをほぐします。

入浴

入浴で身体を温めることで血液の流れが良くなります。
シャワーではなく40度くらいの温度設定でゆっくり湯船に浸かると、安眠やストレス軽減に繋がります。

歯科医院で行える顎関節症の治療法

ご自身で行うケアで改善しない場合は、歯科医院に一度受診される事をオススメ致します。
歯科医院で行っている主な治療法は以下です。

薬物療法

  • 精神安定剤
    ストレスを軽減させるお薬を処方します。
  • 消炎鎮痛剤
    痛みや炎症を鎮静させる効果があります。
  • 筋弛緩剤(きんしかんざい)
    強張った咀嚼筋の緊張を緩める効果があります。
  • 入眠剤
    夜間の歯ぎしりを軽減させるのに効果があります。

スプリント療法

マウスピースのようなスプリントと呼ばれる器具を、片側の歯に装着します。
歯型を取って噛み合わせを調整し、食いしばりや歯ぎしりで負荷のかかった顎関節筋肉の症状を緩和させます。

マイオモニター療法

電気で咀嚼筋をマッサージし血行を促進します。
筋肉の緊張を和らげ、傷ついた関節の修復を早めます。

関節腔内(かんせつくうない)洗浄療法

点滴で関節腔に生理食塩水を注入します。
炎症により関節腔に溜まっている物質を取り除き、癒着してしまった関節同士をはがすことができます。

パンピング・マニピュレーション

下顎と上顎の間に関節腔があります。
この関節腔に注射針を刺し、その針から局所麻酔剤や生理食塩水を注入・吸引します。
老廃物を排出し、関節の動きを回復させることができます。

顎関節症 簡単セルフチェック

現在のご自身の状態が気になる方は、簡単なセルフチェックとして、下記症状いくつ該当するかチェックしてみてください。
該当する症状が多い方は、早めに医師に相談してみると良いでしょう。

症状をチェック

  1. ゆっくり口・顎を開けた時、左右のどちらかが開きづらい。
  2. 口・顎の開閉時に「カックン」「ミシミシ」「グニュ」といった音が鳴る。
  3. 鏡を見ながら口をゆっくり大きく開けて閉じた際、顎が左右に揺れている。
  4. 大きく舌を出すと、舌がまっすぐ出ていない。
  5. 口の開閉と同時に顎に痛みを感じている。
  6. ものを噛むと痛い。
  7. 口が開かない時がある。
  8. 頬骨の下を圧すと痛みがある。
  9. こめかみを圧すと痛みがある。
  10. 耳の中に指を入れると痛みがある。
  11. あくびの際、口・顎スムーズに開かない。