フッ素ってそもそも何?

テレビやお店で目にする「フッ素」。ところでフッ素って何?

フッ素のチカラで、1本でも多く自前の歯を残しましょう

フッ素入りハミガキ。よく耳にするこの「フッ素」とはそもそも一体何でしょうか?

歯は常に食べ物に含まれる酸にさらされ、表面が溶かされています。そこで有効な対策として、フッ素のチカラを借りる訳です。

フッ素は歯へ直接ミネラルの補給を促し、再石灰化を促進させます。歯は常に酸で溶かされていますので、フッ素を使って補修するのです。

結局イタチごっこですが、生きている限り食べ物は摂取してゆくものです。歯磨きの度にフッ素を利用する事で、長く自前の歯を維持する事につながるのです。

もっと詳しくフッ素の役割をお伝えすると・・・

フッ素の役割はいろいろあります。

1. 歯の再石灰化を促進する

フッ素(正しくはフッ素イオン)は、歯にカルシウムなどの沈着作用を促し、初期段階の虫歯であれば、溶かされかかった部分を修復します。

2. エナメル質の結晶構造の安定化

歯の表面はエナメル質と呼ばれる結晶です。この結晶の結びつきを科学的に強化して、歯の組織自体を強固なものにします。

3. 歯を溶かす酸に対して強い歯を作る

フッ素で強化された歯の結晶は、酸にも強い抵抗力を持ちます。
虫歯菌による酸に抵抗性を示し、歯が溶かされにくくなります。

4. 抗菌・抗酵素作用

フッ素によって口腔内の細菌の増殖を阻止したり、細菌が作る溶かす酵素を抑えたりします。

フッ素に害はないの?

フッ素は、普段から口にしている食べ物や飲み物の中にも含まれている物質です。その為、知らず知らずのうちに口にしている訳です。

フッ素の役割や効果は前述の通りですが、そんなフッ素でも、摂り過ぎると中毒症状(吐き気や腹痛)などが起こってしまいます。
そのような事故が起こらないようにするためにも、しっかりと説明を聞き、容量を守って使用しましょう。

効果的なフッ素入り歯磨き粉の使い方は?

虫歯予防で有名な、スウェーデンのイエテボリ大学で発案された歯磨き法で、歯と歯の間の虫歯が26%も予防出来た「イエテボリ法」という方法があります。効果的なフッ素入り歯磨き粉の使い方として、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。

「イエテボリ法」

まず、フッ素入り歯磨き粉を1.5g(小児は0.5g)ほど歯ブラシに付けます。
次に、歯ブラシを歯に対して45度の角度を当てて3分間磨きます。
そして、コップに水を10ccほど入れ、口の中に行き渡らせるようにうがいをします。
吐き出した後は、最低2時間は飲食を控えるようにします。