マイクロスコープ(顕微鏡)治療

マイクロスコープ(顕微鏡)とは

マイクロスコープとは、簡単に言えばテレビの医療系ドラマなどで使われている「顕微鏡」の事です。

手術時など、精密な作業を必要とするときに用いますが、最近では歯の治療でも使用する事が多くなりました。

マイクロスコープの利点

マイクロスコープの最大の利点は、物がとても大きく見えるという事です。1mmのサイズの物が最大で23.6倍、つまり2cm以上に見えるようになります。
この機器の導入によって、根の治療のように今まで見えづらかった箇所を、はっきりと見ながら治療する事が出来るようになりました。

マイクロスコープの欠点

しいて言えば、これまで以上に細かい作業をする事になるので、「治療時間が長くなってしまう」「治療をするドクターの技術が求められる」などのような問題が、欠点としてあげられます。

どのような治療に用いるのか?

1)MI-CR処置:

従来の治療では虫歯になっていない歯の質も、詰め物やかぶせ物を作るために便宜的に削る必要がありましたが、虫歯部分だけの削除の治療を行えるように、細部の確認にマイクロスコープを用います。
「MI:ミニマムインターベンション(最小限の侵襲治療)」

MI-CR処置の際にマイクロスコープで撮影した画像

2)根管治療:

歯を残すために必要となる治療ですが、マイクロスコープを使用しない場合は、治療する医師の感覚や、器具の測定値のみに頼るようになってしまいます。 内部を詳しく確認出来ると原因の解明に有効なため、マイクロスコープを用います。(歯が割れていたり、神経の一部取り残しなど)

3)歯牙再植:

大きく割れてしまった歯を修復・保存するための治療の際も、マイクロスコープが役立ちます。
まず、割れてしまった歯の根を傷つけないように抜歯して、口腔外(お口の外)で接着します。
この時、接着した部位の余剰な接着剤や、歯石などの汚れ、虫歯などが残っていないかをマイクロスコープで確認して、抜いた箇所に戻します。

歯牙再植の際にマイクロスコープで撮影した画像

4)その他各種外科処置:

外科処置の際も今まで以上に精密な治療を行えるため、マイクロスコープを用います。

マイクロスコープ治療時によく使う器具

「器具サイズ」は、顕微鏡下で虫歯を除去するときに一番用います。
丸いヘッドの部分のサイズは約0.3mmで、とても小さい物です。

「切削器具」「器具サイズ」

マイクロスコープを使用した治療動画

実際の治療中の動画を用意してみました。
40分程のものを「5分」にまとめてあるので、見にくいかもしれませんが参考にしてください。

当院のマイクロスコープ(顕微鏡)治療のコンセプト

少しでも患者さんの歯を削らなくても済むように、また抜かなくても済むようにする為に、
当院では、一般の保険治療でもマイクロスコープ(顕微鏡)を使用しております。

当院ではマイクロスコープを導入してから、歯の保存に関する成功率が確実に上昇しています。今まで何回も他の歯科医院などで根の再治療を行ってきた歯の病気の原因が判明したり、 肉眼や拡大鏡では確認出来なかった歯の破折(根におきる縦・横方向への割れ)や根の先の病気などの、修復や治療が行えるようになった事が大きな要因です。

また、内部からの治療だけでは治りきらないような歯の破折や大きな病変(病気)なども、かなりの確率で治療する事が出来るようになっています。
他の歯科医院で抜歯を進められたような患者さんも、セカンドオピニオンやサードオピニオンとして、当院の診断を受けていただければ幸いだと思います。当院の診断を受けてから処置をはじめた方が、より納得の診療を受ける事が出来ると思います。

※マイクロスコープを使用した治療時のデータに関して
こちら欲しい方には、DVDメディア代(いわゆる昔で言ったらビデオテープ代)200円程度で、お渡しすることも可能です。欲しい方はスタッフまでお気軽にお声掛けください♪
マイクロスコープ治療に関する不明点などは、飯能市の清水歯科医院までお気軽にご相談ください。